バリ島はヤモリが多いことで知られていますね。
「バリ島には行きたいけど、ヤモリが苦手だからなぁ・・・」こんなかたたちは、なんとかヤモリを避ける方法を考えるはず。
しかし、「慣れるしかない」というのが現実のようです。
ここでは、バリ島でよく見る2種類のヤモリについてお話しします。
よくみかけるヤモリのチチャ
わたしたちが日本でよく見ているヤモリと似ているのがチチャ。サイズも10cmくらいで小型のヤモリです。
日本でもヤモリは室内に侵入してきて驚かされることがありますが、このチチャも当たり前のように室内をウロウロします。
昼間でも活動しているようですが、とくに夜はどこにでも出没します。
あまり人間を怖がって避けるようなこともないため、宿泊先の室内でもよく見かけるヤモリです。
日本のヤモリと同じく人間に危害をくわえることはありません。蚊やクモなどの虫を食べてくれる、じつは人間にとってありがたい生き物です。
「チチチチ」と聞こえる鳴き声が、小さな体からは想像できない大きなボリュームで、寝ている夜中に驚かされることもあるようです。
フンなどの被害の不快さもありますが、チチャは小さくて慣れてしまえば可愛らしいと思えるヤモリかもしれませんよ。
大型のヤモリ「トッケイ」
あまり姿をみかけることはないようですが、独特の鳴き声で存在感のあるヤモリがトッケイです。
「トッケイ、トッケイ」と大きな鳴き声を響かせるので、すぐにトッケイがいるのがわかります。
苦手なかたは鳴き声だけでも恐怖を感じるはずですが、この鳴き声、7回連続して聞くと幸運がおとずれるといわれていますよ。
鳴き声を聞くことが、恐怖から楽しみに変わりそうですね。
体長が大きいもので30cmくらいもあり、頭が大きく目も飛び出ています。
オレンジ色の斑点模様がちょっと不気味。
実物は見かけないほうがよさそうです。
トッケイもチチャと同じく、害虫をせっせと食べてくれるので、人間にはありがたい生きものです。
当然、人間を襲ってきたりもしません。
ただ、フンの被害はあります。
落とされた場所が悪いとかなり不快かもしれません。
宿泊先であれば、きちんと伝えて清掃してもらいましょう。
まとめ
バリ島でよく見かけるヤモリは、小型のチチャと大型のトッケイ。どちらも人間を襲ったりせず、害虫を食べてくれるありがたい存在です。バリ島では、「見かけるのが当たり前」と思いましょう。
