「ヤモリを飼いたい!」と思ったら、オススメなのがヒョウモントカゲモドキ。「名前がトカゲモドキだからトカゲじゃないの?」と思いがちですが、じつはヤモリの仲間なのです。ここでは、ペットとして人気のヒョウモントカゲモドキについてまとめてみました。
ヒョウモントカゲモドキとは
「レオパードゲッコウ」、略して「レオパ」という名でも親しまれている「ヒョウモントカゲモドキ」。トカゲではなくヤモリの仲間です。
野生のヒョウモントカゲモドキは、その名の通り「ヒョウ柄模様」をしています。
そして、通常ヤモリにはない「瞼」があるため、「トカゲみたいな」という意味でトカゲモドキがつけられています。
ヤモリと同じ夜行性。
乾燥した荒地を好み、ハーレム状態をつくり繁殖力は旺盛です。
ヒョウモントカゲモドキがペットとして人気の理由
ヒョウモントカゲモドキは、はじめて爬虫類を飼うかたたちにオススメです。
愛くるしい 体つきや仕草もオススメする理由の一つですが、飼育が比較的簡単なことが一番の理由です。
初心者さんにとっては、手がかからないことは大切ですよね。
人を噛んだりしないし、あの特徴的な太い尻尾には栄養がたくわえられているので、水分やエサの不足に強いのです。
そして、フンをする場所をしつけることも可能だといいます。
トイレを覚えてくれるのはありがたいですよね。
また、ヤモリらしからぬ、のんびりした動きも特徴的。手に乗せても逃げないので癒され度も抜群ですよ。
ヒョウモントカゲモドキの種類
ヒョウモントカゲモドキは、野生で生息している野生型(ノーマル)と、改良で生み出されたいくつかの品種があります。
イエロー系の品種として、ハイイエローやハイパーザンティックなどがあります。
ハイイエローは、一般的で数多く流通している品種です。
そして、ハイポ系のハイポメラニステック、アルビノ系のレインウォーターアルビノやベルアルビノなどもあり、地色が白のスノー系では、タグスノーやマックスノーといった品種があります。
また、ヒョウ柄模様のないリューシスティックや、目が変異したエクリプスやマーブルアイも有名です。
さらに、2つの種類をかけ合わせてできた品種もあります。
タンジェリンアルビノやハイポタンジェリン、マックスノーアルビノなどです。
まとめ
ヤモリの仲間「ヒョウモントカゲモドキ」は飼育しやすく、とても多くの個性的な品種があります。ぜひ、お気に入りの一匹をみつけて飼育してみましょう。