独特のフォルムとイヌやネコにはない独特の存在感で静かな人気のヤモリ。
くりくりっとした瞳にひかれて飼ってみたいと思う方もいらっしゃるかと思います。
そこでヤモリに飼うのに必要な道具を紹介させていただきます。
最低限必要な道具は多くありませんのでご安心ください。
最低限必要なものは4つ!
まず必要なのがヤモリを入れておくプラケース。
虫取りなどで使うケースなどで問題ないのですがヤモリは壁を簡単に上ってしまうので蓋つきで隙間のないものを選びましょう。
次に必要なのがシェルターです。
ヤモリは野生では壁の隙間や屋根裏などに隠れている生き物なので、ケース内に隠れられる暗い場所がないと強いストレスになってしまい拒食になる可能性もあります。
次に水分補給用の水飲み場です。
水飲み場から水分を飲まない個体もいるのでその時はケースを濡らして舐め取るようにしてあげましょう。
これらの3つの商品は通販で1000円前後のお手頃価格でそろえることができます。
4つ目は保温用のパネルヒーターです。
野生のヤモリは10℃を下回るくらいの気温になると冬眠してしまいます。
これは飼育下におけるヤモリでも同じで部屋の温度が下がると室内でも冬眠モードになります。
この状態で人間が暖房をつけるとヤモリが暖かくなったと勘違いし、目を覚ましてしまいストレスになってしまうのです。
そのためケース内を保温してあげて冬眠を避けるほうが安全にはいいと言われています。
このパネルヒーターは2~3千円くらいと少しほかのグッズにくらべ少しお金がかかります。
以上が最低限必要な道具になります。
他にも100円ショップにあるような小さい枝のオブジェを入れてあげると立体運動するので喜ぶかもしれませんね。
放し飼いはダメ?
家に住み着いてるものならば話は別ですがペットのヤモリを放し飼いにするのは避けたほうがよいです。
生物ですからもちろんフンをしますし性質状暗がりや細かいところに入り込んでしまい思わぬところで踏んづけてしまうのでおすすめできません。
まとめ
ヤモリを飼うための道具は5千円ほどあれば一式そろえることができます。
一度買ってしまえばパネルヒーターの電気代くらいなので維持費自体は安いです。
しかしヤモリの餌は生餌で、コオロギを継続的に用意しないといけない点を覚えておいてください。