ペットとして静かに人気急上昇中のヤモリ。
身近な生物であるのですが虫を食べているんだろうくらいの知識で詳しくは知らない方も少なくないと思います。
熱帯魚によく使われるような赤虫、イトミミズなどを与えてもいいのでしょうか?
ちょっと調べてみましたのでご紹介させていただきます。
ヤモリの食べる虫は?
ヤモリは壁にはりついて明りに寄ってくる蛾や小さいクモなどを食べています。
他にもコオロギやバッタ、蝶などを食べることが多いようです。
ここでポイントなのですが基本的にヤモリは生きて動いているものでないと食べることはありません。
そのため熱帯魚ように使われている赤虫やイトミミズでも生きていればヤモリは食べます。
しかし栄養バランス的に主食に向いているとは言えません。
人間の飼育下にいるヤモリでは主食の定番にはコオロギが使われることが多いです。
コオロギは栄養バランスや消化も比較的よく、生きたものが通販やペットショップで手に入れやすいのもメリットです。
主食がコオロギいってもそれだけを与え続けていると足りない栄養素が出てきます。
特にカルシウムやビタミンが不足してしまうとクル病になってしまい口が閉まらなくなったり壁を登れなくなってしまいます。
そのためこれらの栄養素はサプリメントを適宜餌にまぶして与えるといいです。
餌の大きさも重要です
ヤモリの餌の食べ方は丸呑みで食べるのであまり大きい虫だと食べようとしません。
ヤモリの頭の大きさより少し小さめを目安に餌を選ぶといいでしょう。
ペットショップや通販でもS、M、Lとコオロギの大きさもラインナップがあるのでヤモリの大きさによっても問題なく調達することができます。
まとめ
値段が手ごろなこともあり爬虫類の中では飼いやすい部類のヤモリ。
餌を多めに与えれば数日間放置することができるのも人気です。
しかし彼らにも独自の生態があるのでせっかく飼うのならばこれを理解し気持ちよくともに暮らしたいですね。