くりくりした目と平たいフォルムが魅力のヤモリ。
壁にはりついてじっと餌の虫を狙っているのは皆さんもみたことがありますよね。
あまり手がかからない点と独特のフォルムで今ペットとしても静かな人気です。
しかし、餌に関しては虫嫌いな人にとっては大変な現実があります。
ここではヤモリに与える餌の大きさと種類について調べてみました。
餌の大きさは頭の大きさを基準に
ヤモリの顎には小さいくて細かい歯がびっしり並んでいます。
この歯はとても小さく人間が嚙まれても肌に洗濯ばさみで挟まれた程度の強さです。
そのため、ライオンなどのように仕留めた獲物を牙で引きちぎったりしてちょうどいい大きさにすることはできません。
一度ぱくっと口でとらえたら後は丸呑みで餌を食べています。
そのためあまり大きい昆虫だと飲み込むことができないので見向きもしてくれません。
ペットショップや通販ではヤモリの主食であるコオロギをS、M、Lとサイズを幅広く取り扱っています。
ヤモリに餌として与える場合頭の大きさよりも少し小さめのものを基準に選ぶとよいでしょう。
またヤモリは基本的に生きて動いている虫でないと食べることはないので常に生きているものを用意できるようにしてください。
ヤモリを飼うのと同時に餌としてのコオロギを飼うことも忘れないでください。
コオロギは主食に適しているけど…
コオロギはヤモリにとって栄養バランスが良く消化も悪くないので主食に適しています。
しかしコオロギにはカルシウムが含まれていません。
骨を作ったり産卵の際に多量のカルシウム使うのでサプリメントをコオロギにまぶして与えることで補給をさせてあげることが必要です。
またカルシウムの吸収率を高めるビタミンも与えると効果的です。
カルシウム不足が続くとしっぽや背骨の変形、口が閉まらない等の症状を引き起こすクル病になってしまうことがあるので気を付けてあげてください。
まとめ
ヤモリの主食に適しているコオロギ。
ペットショップや通販は小さいヤモリから大きいアロワナなどにも対応できるよう豊富なサイズのコオロギを取り揃えています。
選ぶ際は頭の大きさより少し小さめを選んであげてください。