夏場ペタッと壁や網戸に張り付いてつぶらな目でじっとこちらを見つめている彼ら。
我々の生活に最もなじみ深い爬虫類といってもいいヤモリ。
皆さんも見た目や大きさなどはもちろんご存知かと思いますが、出産となるとなかなか詳しくはご存じないかと思います。
ところがこのヤモリの出産を実際調べてみると、とても不思議で興味深い結果がでました。
ここで皆さんにご紹介させていただきます。
ヤモリの卵は何個?
ヤモリは爬虫類ですので出産は卵の形で行います。
ヤモリのメスは5月から9月にかけ1回から多いもので3回ほど出産を行います。
ここで面白いのが基本的に必ず出産は2個セットで生まれてくるということです。
子供が必ず双子ちゃんで生まれてくるなんてちょっとおもしろいですよね!
この卵は数字でいうと8のように2個くっついたような形をしていて粘着性がありペタッとくっつくことができます!
母ヤモリは卵を捕食されないように天敵に見つからないような暗くてひっそりした場所の壁などにペタッと産卵します。
このような習性があるのでペットとして飼われているヤモリも暗い自分のシェルターやトンネル状になっているトイレットペーパーの芯の内部などに産卵することが多いようです。
2個セットの卵の大きさは?
ヤモリの卵は最初首の下にあり大きくなるにつれおなかのほうに降りてきます。
出産の段階のヤモリの卵の大きさは1個、約1cmほどの大きさです。
ヤモリ自体さほど大きい生き物ではないのでこれが2個おなかにあるというのは人間から見てもとても大変そうです。
というのもヤモリのおなかは透けているので妊娠しているメスのおなかは卵でパンパンなんです。
実際に画像を見ていただければ哺乳類と爬虫類の垣根を越えて大変さが実感していただけると思いますよ。
まとめ
常に双子で生まれる面白い生態がヤモリにはありました。
どんな生物でも出産は一生のうちの一大イベントです。
もし庭先で8の字の卵をみつけたらぜひそっとしておいてあげてください。
あの卵でパンパンになったおなかを見たらなかなかむげには扱えないよなぁ。