ヤモリの卵は一個ずつではなく一度で2個の卵を産卵します。
もし、卵を抱えているヤモリなら、その体の色によっては、卵が二つ入っているのが皮の上から透き通って見えることがあるようです。
あんな小さい体にちょっと大きめの卵に見えるそうです。
とても神秘的な光景ですよね。
そんなヤモリの卵が孵化するまでの期間や時期について調べました。
ヤモリの卵の孵化までの期間と時期は?
ヤモリの卵が孵化するまでは、だいたい1か月から2か月ほどのようです。
時期は、5月から9月ごろにかけて孵化するようです。
結構長いですよね。
また、孵化は気温にも作用されるようで、暖かければ孵化も早いようです。
飼育している中での孵化なら、無事に孵化するような環境を作ってあげることも大切です。
野生のヤモリは、卵を産み付けるときに、他の生き物には見つかりにくいような暗い場所に産み付けるようなんです。
そんな場所を作ってあげられれば、ストレスもなく自然に近い状態で産卵できますよね。
そのためには、飼育ケースの中にあらかじめシェルターを用意しておくことをおすすめします。
もしくはトイレットペーパーなどの芯でも大丈夫なようです。
もちろん、床に卵を産んでもらってもいいでしょう。
ただし、卵はヤモリが踏みつけてしまったり、食べてしまうこともあるようなんです。
そんなことがないように、移動できるようなシェルターを用意しておけば、卵を産んだ直後に他の場所に移動できます。
もしくは、卵を産み付けたら早めに大人のヤモリを別の飼育ケースに移動してもいいかもしれません。
とにかく安全に卵が孵化できるように工夫しましょう。
産み付けられた卵は、数日経つと固くなってきます。
たまに霧吹きなどで乾燥しないように適度な湿気を与えてあげましょう。
まとめ
ヤモリの卵が無事に孵ってホッとすると同時にうれしく感じますよね。一方、ヤモリのお父さんとお母さんはどう思うのでしょうか。調べてみると、卵を産むまでは自分の仕事は思ってはいるようです。でも、そのあとは自然に任せるように放っておくようですよ。卵を産み落としたあとに、踏みつぶしてしまうこともあることがうなづけますよね。子育ても一切しないようですから、生まれた時からヤモリの赤ちゃんは一人で生きていくんですね。