ヤモリは脱皮を行う生物です。爬虫類の脱皮は、一般的なイメージとして「成長して体が大きくなったから、皮膚がきつくなって、それを脱ぐ」という感じですが、実際は私たちの「垢(あか)」と同じメカニズムです。
つまりあまり清潔なわけではないのですが、なんとヤモリの中には脱皮した皮膚を食べたり、食べなかったりという噂がありました。
今回はヤモリが脱皮した後、自分の皮膚を食べてしまうのは本当なのか?否か?について調べてみました。
ヤモリは脱皮した皮膚を食べるのか?
結論から言ってしまえば、ヤモリは脱皮した皮膚を自分で食べることはよくある光景だそうです。
一説によると、ヤモリが脱皮したあとその皮を食べるのは栄養分の摂取だと言われています。
ただヤモリが脱皮したあと皮を食べるのは確かに、微々たる栄養分の摂取でもありますが、どちらかというと脱皮の「ついで」でもあるみたいです。
皮を剥くのに口をつかう→くわえたんだし、ついでに食べちゃえ!みたいな感じです。
皮を食べないこともありますし、わざわざ拾って食べるかと言えば、気が向けば、という感じです。
普通に昆虫などを食べたほうがよっぽど栄養的には補充されるんで、別に皮を食べなくても問題はないんですが、自然下だと基本的にはお腹が空いた状態だし、脱皮前は食欲がなくなっちゃうので、脱皮後はお腹もすいて食べるようになってるんだと思います。
他のヤモリの皮膚を食べる?
ただ人によっては脱皮中のヤモリに他のヤモリが襲いかかって揉み合いになった際、脱皮中のヤモリは一度逃げてまた追い付かれるとぶら下げている皮だけを食べられていたりするシーンを見たそうです。
ただの喧嘩だったのかもしれませんがヤモリは自分の皮じゃない皮でも食べる習性があるのかは、わかりませんが一つ言えるのは脱皮した皮膚を食べる行為はヤモリ界では一般的みたいですね。
まとめ
ヤモリは脱皮した皮膚を食べます。なのでもしそのシーンに遭遇しても何の問題がないと思って大丈夫です。逆に食べなくても、ほとんど彼らの気分みたいなもんなので、気にしないで大丈夫です。