トカゲとヤモリには、いくつか見分け方があります。
瞳の形。尾のしくみ。指下板という吸盤が有るか無いかなど。
しかし、一番分かりやすいのは「まぶた」でしょうか。
トカゲには、瞼があります。しかしヤモリには、瞼がないのです。
正確に言うと、瞼代わりに透明なウロコが目を覆っているといった感じです。
今回はそんなヤモリのまぶたに注目して、トカゲとヤモリの区別などについて調べてみました。
ヤモリとトカゲの違いはまぶた!?
家に出るようなトカゲのような生き物は「ヤモリ」がほとんどです。
また、「トカゲ」は壁を這うことができないので、壁や天井をチョロチョロと走っていた場合は「ヤモリ」になります。
ですがそれ以上に違いが見られるのはまぶたの有無です。
ヤモリの仲間のほとんどの種類は「まぶた」がないのが特徴です。
トカゲとヤモリの区別で一番見分けやすいのが「まぶたがあるかないか」なので、まじまじと観察できる場合は目を見ると良いですね。
しかし、中には例外もありまして、ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ですが、なんと「まぶた」があります!まあ、トカゲモドキは壁を這うこともできないので、名前の通り特徴的にはトカゲに違い生き物ですね!ヤモリは家の中に出るコバエやゴキブリの子どもなどを食べてくれるので昔から大事にされています。
トカゲは反対にまぶたがあります。
よくコンクリートや石の上で日向ぼっこしているので、本州の野外で見かけるのは日本トカゲかニホンカナヘビのどちらかになります。
特徴
目はまぶたがあるかどうかですが、ヤモリはトカゲと違って目が出っぱっていることがわかります。
また、まぶたを閉じれないので乾燥すると目を舌で舐めるのも特徴的ですね。
トカゲはまぶたを閉じることができるので、優しいそうなつぶらな目をしています。
まとめ
ヤモリとトカゲの大きな違いの一つまぶたの有無になります。また目の形も違うので、もし両種を同時に観察する機会があればよく見てみてください。なかなかない機会だと思います。