ヤモリは江戸時代に来日したシーボルトが新種として報告したため、種小名に「日本の」と付けられたていますが、ユーラシア大陸からの外来種として考えられていて、日本の固有種ではありません。
そのため、他の日本で暮らすトカゲの仲間より寒さに弱いと言われています。
今回はそんなヤモリの冬眠方法について調べてみました。
ヤモリの冬眠
ヤモリを冬眠をさせる場合、飼育箱を冬眠させる場所に置き、気温の変化に慣れさせましょう。
日中気温があがりすぎず、霜が降りない程度のあたたかさは確保できるところが望ましいです。
また、冬眠前の季節は、ヤモリが食べるだけの餌を十分与えましょう。
基本的にはヤモリは冬眠しますが、室内で飼っている場合、暖かいので冬眠しない可能性ももちろんあります。
冬眠しない場合は、冬の乾燥に気を付けましょう。
冬眠に適した気温や温度
最初にも述べましたが、ヤモリはもともと外来種だったと言われているので、寒さにはあまり強くない生き物です。
暖房のある部屋などにずっと入れておくことができるのなら、冬眠させない方法も一応あります。
冬眠させる場合は、途中でヤモリが起きないように、気温の変化の少ない場所に置かなければなりません。
中途半端に温度が上がってしまうと、ヤモリが知らず知らずのうちに起きてしまい、起きたけど寒いしご飯も水もない状態となり、餓死や脱水死してしまう場合があるので気をつけて下さい。
ヤモリを飼育するのに最適な温度は、25~30度になります。
冬眠の際は冬の外の気温と同じくらいにするのが定石でしょう。
温度がある程度以上下がらないと冬眠しませんが、冬眠しないというのは本来野生でいる場合には基本的にありえないことなので、体に負担がかかり寿命が縮んでしまう可能性があるので、温度を下げて冬眠できる環境を整えてあげましょう。
まとめ
ヤモリを飼育する際、もちろんあえて温度を常に適温ししておき、冬眠をさせない方法は存在しますし、その方法をとる人もいます。しかし、自然の摂理やヤモリを考えてあげれば、冬眠はさせてあげたいところですね。